こんにちは、こなん(@KN5757)です。
『FIAT&ABARTH fan-BOOK』をご存知ですか?
交通タイムス社から出ているFIATやABARTHに関するアレコレ(車両に関する情報、うんちく、カスタム情報などなど)をまとめた本です。
FIAT・アバルト乗りなら、ちょっと気になる本でしょう。
しかし、『フィアットアバルトファンブック』のレビューは賛否両論あり、誰もが「すげーいいじゃん!」と思える感じではない気配もあります。
そんな賛否両論あるアバルト本、読む価値はあるのでしょうか?
確かめるべく、3冊とも買ってみました。
目次
『FIAT&ABARTH fan-BOOK』は、こんな本
『FIAT&ABARTH fan-BOOK』は2019年3月時点で3冊(Vol.1~3)あり、だいたい年1回くらいのペースで発売されています。
FIAT&ABARTH fan-BOOK Vol.1
FIAT&ABARTH fan-BOOK Vol.1 | |
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参考価格 | 1,580円 |
特集 | 自分らしく、自分だけの世界へ!チンクエチェントカスタマイズ宣言 |
詳細ページ | FIAT & ABARTH fan-BOOK vol.1 |
FIAT&ABARTH fan-BOOK Vol.2
FIAT&ABARTH fan-BOOK Vol.2 | |
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参考価格 | 1,580円 |
特集 | 今買えるFIAT&アバルトオールアルバム |
詳細ページ | FIAT&ABARTH fan-BOOK Vol.2 |
FIAT&ABARTH fan-BOOK Vol.3
FIAT&ABARTH fan-BOOK Vol.3 | |
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参考価格 | 1,580円 |
特集 | メイド・イン・イタリーの誇り ルーツをめぐる現地イタリア探訪記 |
詳細ページ | FIAT&ABARTH fan-BOOK Vol.3 |
『FIAT&ABARTH fan-BOOK』は読む価値ある?
今のところ全部で3冊発売されている『FIAT&ABARTH fan-BOOK』ですが、アバルト好きな人、アバルトに興味がある人、アバルト乗りの人は読む価値を感じられるような内容なのでしょうか?
個人の主観ですが、Vol.1~3までのざっくり感想をまとめました。
vol.1は、S3以前のカスタム情報を知りたい人にオススメ
vol.1は、平成29年(2017年)6月発売です。
2017年と言えば日本でアバルトのシリーズ4(S4)が発売された年なので、当時はきっと「新型アバルトの情報知りたい…!」という人がこの本を手に取ったことでしょう。
で、肝心な中身ですがカスタム情報メインです。
特集が『チンクエチェントカスタマイズ宣言』なだけあって、これでもかーってくらいカスタム事例の紹介てんこ盛りの内容になっています。
ただし、カスタム事例はシリーズ3以前がメイン。
発売された時期の関係もあるでしょうが、シリーズ4以降の情報は少な目な印象となります。
そのため、Vol.1についてはシリーズ3以前の情報を知りたい人にオススメです。
シリーズ4以降の情報を見たい人はvol.2以降の方が幸せになれるかも。
Vol.2は、S4以降の情報も載ってる優良本
vol.2は、平成30年(2018年)3月発売のアバルト本。
vol.1がS3以前のカスタム情報が中心だったのに対して、vol.2はS4のカスタム情報もちょくちょく載ってる感じ。
なのでS4以降の情報が知りたい方はVol.2以降がオススメです。
個人的に面白かったのは、RaceCHIPの紹介、アバルト695 BIPOSTO+アバルト695 TributoFerrariに乗ってる何ともうらやましい夫婦の話、ベストマッチホイール特集。
あと、特集の『今買えるFIAT&アバルトオールアルバム』は、これからFIATやアバルトの購入を検討している人にピッタリな内容だと思います。
Vol.3は、アバルトの聖地巡礼記+α、個人的には1番オススメ!
vol.3は、平成31年(2019年)4月発売。
個人的には3冊の中で1番オススメなFIAT&アバルト本です。
vol.3はの特集はFIAT&アバルトの聖地巡礼記。
イタリアのトリノにあるFCA本社と工場をはじめ、FIAT・アバルトと関係の深いホイールメーカーのOZ Racing、レーシングギアメーカーのalpinestars、エアフィルターのBMCなどなど…を巡る充実の聖地巡礼記が載っています。
聖地巡礼以外にも、日本未導入車購入ガイドやSIFM(さいたまイタフラミーティング)のレポート、vol.2にもあったホイールカタログのパワーアップ版(商品数が34⇒36にw)、最新のパーツ・グッズカタログなど、充実っぷりが半端ない感じです。
別記事「日本で買えるアバルト595(695)は4種類。」でもチラッと書いた、ABART595 Pistaの話も載ってました!(日本未導入のアバルト124とかの話もあり)
個人的には「vol.3だけ買えば十分じゃん?」というレベルの充実度っぷりです。
まとめ:『FIAT&ABARTH fan-BOOK』は読む価値ある?
アバルト本、個人的にはvol.3が圧倒的にオススメです。
(日本の)アバルト公式ページや、ネット上にはあまりない情報が詰まっており、1番読みごたえを感じられました。
もちろん、人によって感じ方は変わってくると思います。
が、ほとんどの人が「アバルト本、vol.3が1番いい!」って思えるんじゃなかろうか…
そんな感じで『FIAT&ABARTH fan-BOOK』、アバルト好きなら読む価値ありです!