先日、24ヶ月点検を行ったのですが、ディーラーから「バッテリー要注意」と言われました。
知ってる方も多いと思いますが、FIAT500やアバルにはバッテリー突然死という持病があります。
僕のアバルトは納車から約2年(走行距離は18,000km)。多くの人が2年前後でサドンデスってるので、僕のアバルトもいよいよなのか…
そんなワケで、アバルトのバッテリー突然死問題について書きました。
目次
アバルトのバッテリー突然死、予兆は…?
バッテリー突然死についてネットで情報を調べてみると、「外出先でいきなりエンジンがかからず、警告が出まくる」といった話がわんさか。
僕のようにディーラーに指摘された人もいますが、そんなに数は多くない印象。ほとんどの人は、文字通り突然死してるみたいです。
文字通り突然死しちゃってる印象。

ちなみに僕がディーラーに言われたのは、こんな内容。
・電圧が12Vしかない(通常は13Vとのこと)
・充電率が50%しかない
・ステータスチェックでは状態良好
電圧や充電率的には怪しいけど、ステータスチェックでは状態良好(要交換ではない)なので気を付けてね、という話。
もはや致命的な不具合とも言えるバッテリー突然死なので、「保証で何とかならないですか?」と聞いてみるも、ステータスチェックで状態良好が出ているが故に保証適用外だそう。
電圧や充電率がおかしいのに状態良好ってどーゆーこっちゃ?とも思いましたが、まぁダメなもんはしょうがない。それにしても12Vバッテリーって12V出てたら充分じゃ…?と思うのだけど、違うのだろうか?
最近アイドリングが弱った感じはしてた。

あと、最近アイドリングが弱って走り始めが不安定な感じもしてました。気のせいかと思ってたけど…これも予兆の1つかな。
僕は、1回の乗車でだいたい15~20km程度は走ってますが、ヘッドライトを常時点灯してるので、その辺もバッテリーに優しくなかったかも。(今の車は別に大丈夫と思ったけど)

アバルトのバッテリー交換費用はいくら?純正バッテリーは3万円ってマジなの?!
バッテリーが死につつあることがわかったので何とかせねば…
ディーラーからは補充電の提案。
1晩充電したら少し持ち直すかも、とのこと。料金は3,000円。
3,000円もかかるし、突然死は解決しなさそう…

なんか地味に高いぞ。
我が家はマンションなのと駐車場が自宅から離れているので、自分で充電は難しいけれども…充電で突然死が解決するワケじゃないだろうし、3,000円払う価値はあるのか…
となると交換が妥当になりそう。
交換する場合、純正や社外品の価格はこんな感じ。
メーカー・型番 | 参考価格 | 備考 |
---|---|---|
17,000円~ | ・アバルト純正バッテリー ・Dで買うと25,000円 |
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13,000円 | ・2年4万km保証付き ・BOSCHの上位グレード |
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9,500円 | ・2年3万km保証付き ・BOSCHのスタンダードグレード |
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19,000円 | ・2年4万km保証付き ・安心の(?)日本製 ・別売のバッテリーモニターあり |
これ以外も色々ある(VARTAとか)けど、純正+定番の交換バッテリーはこんな感じかな。
純正バッテリーEXIDE EA500-L1:約2.5万円

ディーラーから補充電とともに言われたのが交換。
ABARTH純正バッテリーのエキサイド(EXIDE)製EA500-L1は、お値段25,000円。これに交換工賃4,000円かかるので合計29,000円。
約3万円…なかなかいいお値段。
ディーラーだからしょうがないけど、交換後も突然死のリスク(バッテリーが原因とは限りませんが)もあるので、値段も相まって選択肢としてはイマイチかなぁ。
ちなみに、純正バッテリーをネットで買うと17,000円くらい。ディーラーで買うのはモッタイナーイ(まぁ安心感はありますが)。
BOSCH SLX-5K:1.3万円くらい

純正以外は、BOSCHのSLX-5Kを選ぶ人が多いようです。ネットで購入する場合、お値段13,000円前後+送料。
BOSCH SLX-5Kには2年4万キロ保証もついてます。
バッテリー突然死問題が解消するかはわかりませんが、BOSCHの中でも、ややハイグレードなモデルになるし、保証付きなので突然死部分については純正より安心かな。
あとは1個下のグレードでPSIN-5Kもあります。定期的に交換する可能性も考えると、安いしPSIN-5Kにするのも良いかもしれません。
ちなみに、ネットでバッテリーを購入する場合、取り付け前に充電した方が良さそうです。そのため、「自分で充電できないよ」「充電器持ってない」という場合は、多少割高でも出荷前充電をしてくれるサイトで購入した方が良いでしょう。
Panasonic caos 52-21H:1.9万円くらい

純正以外、2つ目の選択肢は、Panasonicのcaos 52-21H。
値段は19,000円くらいするので、決してリーズナブルとは言えませんが、国産バッテリーなので高い品質に期待できるでしょう。あと、Panasonic曰く「caosにするとオーディオの音質が良くなる」そうです(笑)
オプションでLifeWinkを装着可能。

あとcaosは、専用オプションでバッテリー寿命モニターのLifeWinkを付けられます。LifeWinkで簡単にバッテリーの状態をモニタリングできるので突然死対策に役立つかもしれません。(構造的にはPanasonic以外のバッテリーにも付けられそうだけど)
バッテリー交換はDIYなら工賃無料、カー用品店なら500円~
バッテリー交換は、DIYなら工賃無料。
・スパナ(10mm)
・六角ソケット(13mm)
・エクステンションバー
・ラチェットハンドル(200mmくらい)
工具は必要ですが、DIYするのも良いかも。
僕はDIYしてみようかな。
そんなに難しくなさそうだし、車のバッテリー交換やってみたい。
あとは、カー用品店ならメンテナンス会員的なものになっていたりすると、工賃500円~で交換してくれますが…輸入車のアバルトだと高くなったり、そもそもカー用品店はバッテリーの販売価格が高いかもしれません。

まとめ:アバルトのバッテリー突然死問題(1)サドンデスの予兆は…?交換費用は3万円ってマジ?
アバルトのバッテリー突然死は避けられません。
症状が症状だけに、メーカーも含めて根本的な対策を取って欲しいところですが、今のところそういった気配はないので、自分で何とかするしかないでしょう。
問題はバッテリーにあるのか、車体にあるのか…
外出先で詰むような事態は避けたいところ…

ともかく『バッテリーが死ぬ前に交換する』のが良いでしょう。
僕のように予兆を感じられたら、とにかく早めに交換してしまうのが安心です。僕はコスパの良いBOSCHのバッテリーにしようかな、と思っています。

外出先での突然死対策に、ジャンプスターターを携帯することに
僕のアバルトはまだ動いていますが、外出先で突然動かなくなって詰む事態は避けたい…ので、ジャンプスターターを携帯することにしました。
ジャンプスターターを携帯することにした。

定期的な充電は必要ですが、携帯バッテリー型のジャンプスターターがあれば、他車の力を借りずにジャンプスタート可能です。
バッテリー残量モニターやライト、USBポートが付いたジャンプスターターは、ネットで8,000円くらいで購入できます。(定期的なバッテリー充電のためにもモニターはあった方が良さそう)
残量モニター付の方が良いと思われる。

遠くない未来にバッテリーは交換するつもりですが、フィアット500やアバルトのバッテリーの死亡時期はわからないので、ジャンプスターターは必須と言えるかもしれません。
つづき↓
・アバルトのバッテリーをネットで購入→大手カー用品店に持ち込み交換は可能?